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次期(第3期)開講は2019年9月に決定いたしました

当ページとニュースレターでご案内させていただきます。

JPPA認定 第2期レジリエンス・トレーニング・コースのご案内終了》

世界で唯一、長期縦断的研究により効果検証済みのエビデンスに基づくトレーニング法を

国内外の企業研修で高い実績を上げているプロフェッショナルな講師陣から学ぶ


‥∵‥∴‥∵‥∴‥レジリエンスを高めれば、自分も人も助けられるようになる‥∴‥∵‥∴‥∵‥

◆レジリエンスとは?レジリエンス・トレーニングとは?

レジリエンスとは、心理学においては、「逆境やトラウマ、惨事、脅威、さらには重大なストレス源に直面したときにうまく適応するプロセス」であり、総じて「困難な経験から『再起する』こと」と定義されます(アメリカ心理学会の定義より)。

レジリエンスは誰にでも備わっている能力であることが研究により示されていますが、レジリエンスの高い人は、思考や振る舞い、行動において、共通してある特徴的なパターンを示すことも解明されています。

レジリエンスは学習可能であり、後天的に伸ばしていくことのできる能力です。レジリエンスの能力(レジリエンス・コンピテンシー)を、然るべき方法論に基づき集中的に高めるのがレジリエンス・トレーニングです。

レジリエンス・トレーニングは1対1のカウンセリング・スタイルではなく、小人数単位の研修スタイルで実施する(10名を超える場合は小グループごとにトレーナーやファシリテーターを配置する)ことで、幅広い受講者のレジリエンス強化を目指します。

◆世界中に広がったPRPトレーニングと、当協会での取り組み

現在、世界で唯一、長期縦断的研究を通して効果が実証され、レジリエンスとポジティブ心理学を融合させた科学的エビデンスに基づくトレーニングとして広く知られているのが「ペン・レジリエンシー・プログラム(PRP)」です。

PRPは、アメリカ・ペンシルベニア大学心理学部教授で、後にポジティブ心理学の提唱者となるマーティン・セリグマン博士によるうつ病研究をベースに、同博士の指導下で1990年代に開発されたプログラムです。

PRPは基本的にうつ病や不安障害の予防を目的としていますが、ポジティブ心理学の発展に伴い、認知スキル(学習能力や問題解決能力など)や社会的スキル(健全な対人関係の構築など)を養い、ウェルビーイングを促進することにも重きを置いています。


PRPによるレジリエンス・トレーニングは、アメリカでの学校介入研究における優れた実績が評価され、2008年以降、イギリスやオーストラリア、中国、シンガポールなど、各国政府の教育省も関与する形で、世界中の学校現場に取り入れられていきます。また、2010年には、アメリカ陸軍における大規模なトレーニングも開始され、後年にはドイツや韓国の陸軍がそれに続きます。

PRPは、学校や軍隊では目覚ましい導入成果を上げる一方で、企業研修向けプログラムとしては独自の道を歩んできました。PRPの企業研修向けプログラムは早期にペンシルベニア大学の外に出され、民間の一トレーニング会社の手に委ねられた後で、ペンシルベニア州政府にプログラムの全権利が譲渡されました。


当協会では、2011年の協会設立直後より、当時のホームページに掲載していた通り、主に若手研究者を中心とした内輪の勉強会「チーム・レジリエンス」を主催し、PRPに関する論文や、PRPのトレーニング・マニュアルの読み込みなどを行ってきました。

そして、ここ数年のレジリエンス・トレーニングに対する社会的関心の高まりを受け、当協会としてPRPフレームワークの一般公開へと踏み切るべく、2015年には、世界中のレジリエンス・トレーニングの現場で使用されている定番テキストであり、PRPの土台部分を実践的に徹底解説した一冊である『レジリエンスの教科書:逆境をはね返す世界最強トレーニング』(草思社)を刊行、そしてその翌年には、ペンシルベニア州政府の官僚としてPRPの企業研修向けプログラムの権利を一手に引き取ったスタンレー・H・グリーン氏(現PowerThinking Corp.株式会社社長)と提携しました。

◆なぜ効果のあるトレーニングとそうでないトレーニングがあるのか?

限られた時間内に最大の効果を上げるには、トレーニング・プログラムの質とトレーナーの質とが、トレーニングの成果を大きく左右することが研究により指摘されています。

❖トレーニング・プログラムの質について

複数の心理学者により長期的かつ多角的に効果検証され、エビデンスに基づく方法論をもつトレーニング法が「ペン・レジリエンシー・プログラム(PRP)」です。PRPは今、世界中の教育機関や軍隊で応用され、さらなる効果検証が続けられています。本邦でもパイロットテストが始まっています。このような世界規模で信頼の厚いプログラムは他に例を見ません。

次の図は、PRPの研究者らが、レジリエンス・トレーニングに先行して学校に導入されていた徳性教育(character education)のプログラムについて調査した結果です。

Gillham, J., & Linkins, M. (2009). Positive Psychology at Strath Haven:
The Positive Psychology for
Youth (PPYP) Project [PowerPoint slides]. より引用・訳出

41の徳性教育プログラム中、生徒たちの態度や振る舞い、学業達成度において強いエビデンスを示したのはたった3つのプログラムだけでした。高校生を対象としたプログラムでは、効果に対して強いエビデンスの認められたプログラムは皆無でした。

今、同様の現象が、ポジティブ心理学の名と共に本邦で紹介されているレジリエンス・トレーニングプログラムにおいても見られます。PRPのように、トレーニングに対する科学的な効果検証について議論された論文(第三者評価の入る査読付き論文)が存在すれば、プログラムの効果性の有無は客観的に明らかなものとなります。しかし、そのような論文が存在するプログラムが今までありませんでした。

❖トレーナーの質について

PRPの研究者らはまた、うつ症状の軽減に対するPRPの効果について検証するにあたり、トレーナー(講師)側のあり方についても調査しました。

その結果、一つのチームとなったトレーナーらのトレーニングに対する関与度が高く、トレーニー(受講生)との間にラポール(相互に信頼し合える関係)を築きながらトレーニングを行うことの重要性が明らかとなりました。

Gillham, J. (2009). Overview of the Penn Resiliency Program(PRP)[PowerPoint slides]. より引用・訳出

「JPPA(日本ポジティブ心理学協会)認定レジリエンス・トレーニング・コース」では、効果が実証されたトレーニング法に基づき、国内外の企業研修や学校介入で高い実績を上げている経験豊富なトレーナーらが講師陣として一つのチームとなり、トレーニーとの関係性を大切にしながらトレーニングを行っていきます。

講師陣のご紹介は <<こちら>>

また、当コースでは、アカデミックな理論とビジネス現場での実践例を兼ね備え、トレーニーの抱える課題やニーズにきめ細かく対応した密度の濃いトレーニングを実現するために、PRPの実際のフルトレーニング期間と同様の10日間という時間を取ってトレーナーを養成します。

10日間のフルトレーニングを受講してレジリエンスの全体像が掴めたら、トレーニング修了後にはご自身のニーズに応じて、2日間、1日間、半日などのトレーニングメニューをアレンジする力が備わります。

◆学び直し(アンラーニング)枠の設置について

ここ数年、「レジリエンス・トレーナーの資格は取ったが、研修の効果が見られない」「レジリエンスの研修は受けたが、肝心な部分が印象に残らず、効果が分からない」といった悩みや問題意識を抱えて当協会を訪ねて来られる方々が少なくありません。

レジリエンス・トレーニングやレジリエンス研修の名のもとに、多くの方々が体験された、「思い込みを追い払え/手なずけろ」「ネガティブ感情は持つな」「ネガティブ感情をポジティブ感情に変えなさい」といったトレーニング法は、科学的には効果が実証されていないものです。

個々人に特有な思考パターンを「(ネガティブな)思い込み」と決めつけたり、ネガティブ感情やストレスを無理やり押しのけようとする誤りについて、感情研究で知られ、『EA ハーバード流こころのマネジメント―予測不能の人生を思い通りに生きる方法』(ダイヤモンド社)の著者である、ハーバード大学医学校講師のスーザン・デイビッド博士は、「それは死人がもつゴール(目標)だ」と表現しています。

スーザン・デイビッド博士の2分間TEDトーク(日本語字幕:勝見仁美 JPPA理事)

Susan David 2min TED Talk. Retrieved from https://www.youtube.com/watch?v=S45YDJZLjW8&t=1s. 

※現在、パソコンでのみ再生できるようになっております。何卒ご了承ください。

当協会では、主に社会人を対象としたレジリエンスに関する教育普及を重視し、本年度から、「レジリエンス・トレーナー」あるいはそれに類似する資格を既に有している方で、JPPA認定レジリエンス・トレーニング・コースでレジリエンスの学び直し(アンラーニング)を希望される方を対象に、個々人のご事情に応じた受講費の割引を行うことにいたしました。

学び直し枠でのお申込みをご希望の方は、お申込みフォームにその旨ご入力ください。後日、担当者より別途ご連絡を差し上げます。なお、学び直し枠でお申込みされた方には、今までのレジリエンスに関する学習の経緯を詳しくお伺いするために、開講前に個人面接を行わせて頂く場合があります。

JPPA認定第2期レジリエンス・トレーニング・コース
(旧名:レジリエンス・トレーナーズ・プログラム)

全トレーニング日程(全10回):

2018年

  7月21日(土)・22(日)

  8月25日(土)・26(日)

  9月15日(土)・16(日)

10月13日(土)・14(日)

11月10日(土)・11(日)

土曜日:10:00~17:00

日曜日:  9:30~16:30
(全日、1時間の昼食時間を挟みます)

定員:18名(受講生以外に、聴講生やインターン生、第1期修了生が数名入ります)

会場:東京都千代田区内(詳細はお申込みの方にお知らせいたします)

受講料:

一般 486,000円(税込)
JPPA会員・ポジティブ心理学プラクティショナーコース修了生 475,200円(税込)

お申込み方法:以下のお申込みフォームにご入力ください。フォーム送信後、当協会コース担当事務局より詳細をご案内差し上げます。
       

詳細:JPPA認定第2期レジリエンス・トレーニング・コースの詳細は <<こちら>>

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