「第5回IPPA世界大会報告会」を終えて
去る7月13日~16日、第5回国際ポジティブ心理学会(International Positive Psychology Association: IPPA)世界大会がカナダのケベック州モントリオールで開催され、大盛況の内に幕を閉じました。今回のIPPA世界大会に参加した日本からの参加メンバーおよび大会の運営委員を務めたメンバーが現地で得た最新情報・トレンドを共有すべく、「第5回IPPA世界大会報告会」を、9月16日(土)に当協会の会員の方限定で開催しました。
二年に一度、ポジティブ心理学に関心をもつ研究者やプラクティショナーが世界中から集まるイベントで、どのようなメッセージが発信されたのか、また、研究が盛んな欧米の最新研究や潮流などについて、参加してくださった皆様と共有しました。
興味関心やバックグラウンドの違う方々の報告によって、IPPA世界大会でのさまざまなセッションの内容を知ることができ、また、発表者の方ならではの考察の視点が興味深く、とても有意義な会となりました。
プログラム内容:
「IPPA運営を通して見えてきたこと」(録画ビデオ)
勝見仁美氏(JPPA理事/ミシガン大学職員)
「IPPA世界大会概要説明」
竹田弘明氏(JPPA理事・認定プラクティショナー/竹田&パートナーズ代表)
「IPPA世界大会のセッションレポート」
廣瀬沙織氏(JPPA理事/株式会社ビジネスコンサルタント社員)
パネルディスカッション「それぞれから見たIPPA世界大会」
モデレーター:竹田弘明氏
パネラー:
廣瀬沙織氏
布施淳氏(JPPA認定プラクティショナー・レジリエンストレーナー/東京医療センター医師)
八木香氏(JPPA認定プラクティショナー/株式会社パラスアテナ代表取締役)
【左パネル】当協会主催「第5回IPPA世界大会報告会」より
(左・上)布施淳氏による、 SNSビッグデータと心血管死亡の関連性、
マインドセットの心身への影響に関する発表
(右・上)廣瀬沙織理事による「IPPA世界大会のセッションレポート」。ゲノムの
観点からみた人間のウェルビーイング に関する発表など
(左・下)パネルディスカッション「それぞれから見たIPPA世界大会」
(手前は司会の竹田弘明理事)
(右・下)八木香氏 による、女性リーダーのウェルビーイングと
プラクティショナーのあり方に対する気付きに関する発表
【右パネル】第5回IPPA世界大会より(於モントリオール)
(左・上)1,300人の参加者を迎えた今年のIPPA世界大会オープニングの様子
(右・上)世界中からモントリオールに集い、大会運営を支えてくれた
ボランティアの皆さん
(左・下)IPPAヘルス&ウェルネス分科会メンバーの皆さん
(左端は勝見仁美理事)
(右・下)大会会場となったモントリオール・コンベンションセンターに
掲げられた看板