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JPPA第5期ポジティブ心理学プラクティショナー養成・認定コース
(PPPC・東京講座)のご案内

《たくさんのお問い合わせ有難うございます。第5期は2020年5月より開講します。現在確定しております講座スケジュールをご案内いたします。他詳細に関しては近日中に掲載し、お申込受付を開始いたします。恐れ入りますが今しばらくお待ちください》

2020年4月開講・関西講座のご案内はこちらのページをご覧ください。

JPPA第5期ポジティブ心理学プラクティショナー養成・認定コース

(PPPC:Positive Psychology Practitioner Certificate)
2020年5月~2021年3月(全24回)

多くのお問い合わせをいただき誠に有難うございます。ご案内が遅れていること深くお詫びいたします。

第5期の講座スケジュールが確定しましたのでお知らせいたします。講座の詳細に関しましては近日中に掲載予定です。お待たせして申し訳ございません。どうぞよろしくお願い申し上げます。

授業日程:

時間:土・日曜日共10:00~17:00(途中1時間の昼食休憩を挟みます)

2020年

第  1回       5月23日(土)

第  2回       5月24日(日)

第  3回       6月  6日(土)

第  4回       6月  7日(日)

第  5回       6月20日(土)

第  6回       6月21日(日)※1

第  7回       7月  4日(土)※2

第  8回       7月  5日(日)

第  9回       9月12日(土)

第10回    9月13日(日)

第11回  10月17日(土)

第12回  10月18日(日)

第13回  11月21日(土)

第14回  11月22日(日)

第15回  12月12日(土)

第16回  12月13日(日)

2021年

第17回      1月16日(土)

第18回    1月17日(日)

第19回    2月  6日(土)

第20回    2月  7日(日)

第21回    2月27日(土)

第22回    2月28日(日)

第23回    3月20日(土)

第24回    3月21日(日)

※履修内容の各回の詳細については、受講生に別途ご案内差し上げます。

注1:6月21日(日)は、2020年度公認心理師試験の試験日に当たります。

今年の受験を予定されている方で、この日の授業にご都合のつかない方は、7月11日(土) または12日(日)を補講候補日として設けておりますので、受講生と講師間での日程調整の上、補講を実施させていただきます。

また、日程一覧のいずれかの授業日が、その他の公的な資格試験日等に当たっている場合でも、同様の措置を取らせていただけるよう善処いたしますので、受講お申込み時に事務局までご一報ください。

 

注2:7月と8月は、2020年東京オリンピック及びその前後における都心での交通機関等への影響を予想し、授業日程からは外しております。この期間については、夏季の課題演習を実施する期間に充てる予定です。

会場:東京都千代田区内(詳細は参加者の方々にご案内差し上げます。)

対象者:

・ポジティブ心理学を基礎から応用まで体系的かつオールラウンドに学びたい方

・ポジティブ心理学をご自身の人生やキャリアに活かしたい方

・ご自身で、また当協会の認定講師として、ポジティブ心理学の教育普及活動に関わりたい方

・ポジティブ心理学やポジティブ組織開発のラーニングコミュニティに興味のある方

​※学生・社会人共、当コース開始時の心理学の知識や語学力の有無は一切問いません。

主任講師:宇野カオリ(ポジティブ心理学基礎理論、VIAストレングス応用担当)

客員講師:近日公開

TA(ティーチング・アシスタント):近日公開

お申込方法:近日中にお申込受付開始いたします。今しばらくお待ちください。

・お申込みフォームを送信後、自動返信が届かない場合には、お申込みフォーム送受信時のシステム障害が考えられますので、お手数ですが弊協会事務局(practitioner@jppanetwork.org)までメールでご連絡ください。

・お申込みフォームのご入力でご不明な点がありましたら、お手数ですが弊協会事務局(practitioner@jppanetwork.org)までメールでご連絡ください。

受講料:コース受講料:720,000円(税込)※協会の年間会員登録費10,000円を含みます。

・お支払い方法は、お申込み受付後に送信される自動返信メールに記載されております。
・分割払いは、2回払と4回払が可能です。ご希望の方はお申込みフォームにてその旨ご指定ください。なお、課程途中でのお支払い方法の変更も承っております。

​・日本ポジティブ心理学協会のポジティブ心理学プラクティショナー資格認定をご希望の方は、事前に弊協会の年間会員登録が必要となります。上記のコース受講料は年間会員登録費10,000円(税込)を含んでおります。会員登録のお手続き方法については別途ご案内させていただきます。

 

 

定員:15名

お申込みは先着順となります(受講料のお振込みをもってお申込み完了となります)。

なお、定員満了となり、あいにく今回はお申込みを保留とさせていただく方には、来期に優先的にお申込みのご案内をさせていただきます。何卒ご了承ください。

その他諸注意事項:

・当コースの修了要件としては、原則的に計6回まで欠席が可能です。

・上記授業日程で出席の都合がつかないという受講生の方には、授業の録画ビデオを視聴してフォローいただくか、来期以降の当コースの履修内容で該当する授業日程に振替受講いただくか、いずれかの方法を選択いただけます。詳細については、講師に直接ご相談ください。

・お仕事やご家庭の事情などでやむなく欠席が規定回数を超えてしまい、講座の継続が不可能となった場合には、当コースの来期以降の無料振替制度をご案内いたします。詳細については、講師に直接ご相談ください。
 

※長い目で見ますと、資格取得よりも大切なのは、「自分にとって本当に役に立つことが学べたかどうか」です。そのため、欠席される場合には、授業の録画ビデオ視聴であっても、来期以降の当コースの振替受講であっても、「学ぶ経験」が損なわれぬよう、講師一同、最大限配慮いたします。

ポジティブ心理学の原点、「強みの心理学」に立ち返る

日本ポジティブ心理学協会(JPPA)の「ポジティブ心理学プラクティショナー養成・認定コース」は、「ポジティブ心理学を本格的に学び、自分のため、人のために役立てたい」という方々の熱意や志の高さを支援するために誕生した講座です。6年前の第1期コース開講以来、ポジティブ心理学を基礎から応用までオールラウンドに履修し、個人として、また組織として、各種現場でポジティブ心理学を活用するときの指針となるような講座作りを目指して参りました。

当コースはまた、ポジティブ心理学の資格講座として、考えられ得る最高レベルの学習到達目標を掲げながらも、初学者の方々に無理なく段階的に学んでいただける講座であることに主眼を置いてきました。具体的には、ポジティブ心理学発祥の地であるアメリカのペンシルベニア大学をはじめ、各履修テーマを専門的に扱う大学や、教育・研究機関の理解と協力を得て、現地で実際に採用されている教材や指導方法に準拠した履修内容となっています。

当協会は、国際ポジティブ心理学会(IPPA)より、本邦における健全なポジティブ心理学の教育普及およびポジティブ心理学の専門知識を備えた実務家の育成を推進するという大切な任務を授かっています。健全な教育普及と人材育成という一大事業を責任を持って遂行するために、講座として、また講師として、ポジティブ心理学の本質に立脚しながらも、学習者を取り巻くその時々の状況にリアルタイムで配慮する必要があると当協会では考えています。

学習者の多くは今、「ポジティブ心理学とはそもそも何なのか?」という強い疑問を抱いています。ポジティブ心理学が「幸福学」として世界中で喧伝される一方で、主要なポジティブ心理学たちは皆一様に、「ポジティブ心理学は幸福学ではない」と口を酸っぱくして注意喚起しています。ポジティブ心理学の創始者の一人で、ペンシルベニア大学心理学部教授のマーティン・セリグマンに至っては、幸福に関する新たな概念を自ら提唱しながらも、折に触れて「私は『幸せ(ハピネス)』が大嫌いだ」と言い放っています(セリグマン著、『ポジティブ心理学の挑戦』参照)。これでは、学習者は混乱するばかりです。

最近では、そうしたトレンドを受けて、「幸福」という文字を、少々アカデミックな匂いのする「ウェルビーイング(Well-Being)」という表現に一斉に塗り替えるという現象も見られるようになってきました。しかしそれでは安直な子供だましのようなものです。同じ商品であるのに、パッケージだけ変えて再販したに過ぎないような行為を前に、学習者は、「ポジティブ心理学とはそもそも何なのか?」という疑問を深める一方で、その疑問は根本的に解消されないまま放置されている状況です。

「ポジティブ心理学」という名称は、21世紀を目前に控えた1998年当時、アメリカ心理学会(APA)会長に選出されたセリグマンが、会長宣言の中で使用して以来、定着したものです。セリグマンは、その宣言の中で、新世紀の心理学が担うべき2つの研究課題として、民族紛争の解明と防止、そして、人間の強みに関する新たな科学の推進を提唱しました。後者の課題が、「ポジティブ心理学」と称され発展することになります。ちなみに、その宣言の中に、「幸福」という言葉は出てきません(正確には、「とても幸福な集団(a very happy group)」という一語のみ使用されています)。

ときに、物事がややこしくなったように思えるときには、元のスタート地点に戻ってみることが有効である場合があります。「ポジティブ心理学とはそもそも何なのか?」という疑問を解消に導く方法として、ポジティブ心理学が「幸福」でパッケージされ、さらに「ウェルビーイング」でリパッケージされるに至る前の原点に戻ってみる、つまり、パッケージを一度剥いでみて、箱の中身を見てみる、という方法があります。そのときに立ち現れるのが、「人間の強みに関する新たな科学」としてのポジティブ心理学です。案外、その原点に立ち返ってみたときに、今日のポジティブ心理学の最新動向が眺望できるかもしれません。

「ストレングス・ベースド・プラクティス」の新たな試みに向けて

2019年度の「JPPA第4期ポジティブ心理学プラクティショナー養成・認定コース(PPPC)」では、学習者の置かれている現状を踏まえ、従来の履修内容に加え、ポジティブ心理学の創始から黎明期にかけての業績にも光を当て、ポジティブ心理学の原点を探っていきます。具体的には、ミハイ・チクセントミハイ(クレアモント大学院大学心理学・経営学教授)やクリストファー・ピーターソン(ミシガン大学心理学部教授)など、セリグマンと行動を共にしたポジティブ心理学の創始者たちによって、「人間の強みに関する新たな科学」のフレームワークが構築されていった背景や経緯について丁寧に見ていきます。

第4期では、基礎理論(前期課程・半年間全12回)と応用実践(後期課程・半年間全12回)という今までの区分をなくし、ポジティブ心理学が私たちのさまざまな実用的場面でどのように関わっているかという視点で、ポジティブ心理学の基礎理論を学習していきます(5月~9月期)。また、脳科学やポジティブ組織開発など、ポジティブ心理学に関連する専門性の高いテーマについては、各テーマに精通した専門家の客員講師にご登壇いただきます(10月~翌年1月期)。

そして、当コースの仕上げとして、さらにポジティブ心理学の本質に迫るために、ポジティブ心理学を「ストレングス・ベースド・プラクティス(Strengths-Based Practice、強みに基づく実践の意)」として捉え直してみるという、当コース初の試みを行います(翌年2~3月期)。「VIA(ヴィア)ストレングス」という、ポジティブな特性研究の中心的概念を通して、ポジティブ心理学の原点に触れると共に、VIAストレングスがなぜ「ポジティブ心理学の屋台骨(バックボーン)」と言われるのかが理解できるような講座構成となっています。

当コースで履修予定のテーマは主に次の通りです(順不同)。

・ポジティブ心理学のキー概念

・ポジティブ心理学の応用と介入(ポジティブ介入、ポジティブサイコセラピー他)

・ポジティブ心理学と個人

・ポジティブ心理学と家族

・ポジティブ心理学と仕事(ジョブ・クラフティング・エクササイズ他)

・ポジティブ心理学と健康

・ポジティブ心理学と世界

・ストレングス(クリフトンストレングス/ストレングスファインダー、VIAストレングス)

・レジリエンスとポジティブ心理学

・ポジティブ心理学と脳科学

・マインドフルネス、セルフコンパッション

・ポジティブ心理学の応用の未来

コース全体のシラバスは、VIAストレングスの開発者であるピーターソンが、生前に社会人向けに講じたポジティブ心理学の授業で使用したものに準拠します。メインテキストは、「ポジティブ心理学は心理学であり、心理学は科学である」ことを体系的に解説した一冊として、世界中のポジティブ心理学の授業で使用されている、ピーターソン著、『ポジティブ心理学入門』(春秋社。初版邦題は『実践入門ポジティブ・サイコロジー』)を引き続き使用します。教材は、「グリット」(邦訳で「やり抜く力」)研究で著名な、ペンシルベニア大学心理学部教授のアンジェラ・ダックワースが、『ポジティブ心理学入門』を基に開発し、大学生向けのポジティブ心理学の授業で実際に使用したものに準拠します。

加えて、第4期からは、VIAストレングスに関する本格的な研究実践向け解説書として注目される、ライアン・二―ミックの新刊、Character Strengths Interventions: A Field Guide for Practitioners(直訳で『キャラクター・ストレングス介入:プラクティショナーのための実践ガイド』)(邦訳書は春秋社より刊行予定)をメインテキストとして併用していきます。本書は、VIAストレングスについて、理論と実践の両面を包括的に扱った一冊で、ピーターソンの『ポジティブ心理学入門』と同様、決して易しい本ではありませんが、著者二―ミックによる本書の解説教材を交えて噛み砕いていきます。その他、当コースで使用するサブテキストについては、受講生の方々に随時お伝えしていきます。

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(左の書影)A Primer in Positive Psychology by Christopher Peterson, Oxford University Press.

 クリストファー・ピーターソン著、『ポジティブ心理学入門』(春秋社)
(右の書影)Character Strengths Interventions: A Field Guide for Practitioners by Ryan M. Niemiec, Hogrefe.
 ライアン・二―ミック著、『キャラクター・ストレングス介入:プラクティショナーのための実践ガイド(※別の邦題となります)』
 (春秋社より刊行予定)
★邦訳書の刊行記念として、講師より第4期受講生の方全員にプレゼントいたします。★

当コースを通して、受講生の皆様の向学心がさらに高められ、お互いがお互いの強みによって自律的に高め合うような関係性が持続的に育まれれば素敵だと思います。当コースを通年で受講されますと、当協会発行の修了証が授与されますが、当協会の修了証は「卒業証書」ではなく、ポジティブ心理学を生涯通して学び続けていただくための、いわば「パスポート」とお考えいただく方が適切かもしれません。

当コース修了後は、当協会認定のポジティブ心理学プラクティショナーを対象に毎年実施する、ポジティブ心理学の最新動向を踏まえたブラッシュアップ講座に無料でご参加いただけます。ポジティブ心理学は、刻一刻と目まぐるしい発展を遂げている最中の分野です。また、科学であることから、一度発表された研究結果でも、再検証された結果、反ばくされ、もはや真実ではないということも珍しくありません。当コースで1年間学んだきりで、その後のポジティブ心理学から取り残されてしまうということが起きないように、修了後もフォローを続けて参ります。

対面形式の授業以外にも、世界のさまざまなポジティブ心理学者やポジティブ組織学者たちのプレゼンテーションビデオが、日本語字幕や日本語解説入りで視聴できる、当協会の会員限定サービスである「ポジティブ心理学・ポジティブ組織学ウェビナーシリーズ」に無料でご参加いただけます(※上記のブラッシュアップ講座と同様、当該年度に当協会の有効会員である必要があります)。

当協会ではその他にも、修了生で構成されるラーニングコミュニティへの参加や、各テーマ別のトライアル研修など、ポジティブ心理学やポジティブ組織開発の知見に触れていただけるあらゆる学びの機会を提供していますので、皆様の興味関心やご専門に従ってご利用いただければ幸いです。

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